【足場の基礎知識】現代の足場の主流となる「くさび緊結式足場」とは?
足場とは、高所作業における作業員の足掛かりのために、仮に組み立てた構造物です。
足場はつぎのような2種類に大きく分類することが出来ます。
①パイプや丸太などを使って組み立てる組立足場
②屋上や梁などから吊らされている吊足場
施工件数が多いのは、「①組立て足場」です。
現在、主流となっている組立足場は、さらに次の3種類に分かれます。
・くさび緊結式足場
・枠組足場
・単管足場
ひと昔前には、木材の丸太が多く使われていましたが
現在の足場材料には、鋼製のパイプが多く使われており、丸太はほとんど使われません。
くさび緊結式足場とは、ハンマー1本で簡単に組み立てが出来るのが大きな特徴です。
国内初めてのくさび緊結式足場の商品名から「ビケ足場」とも呼ばれています。
以前は木造家屋などの低層住宅工事用の足場として多く使用されてきましたが
近年では中層建築工事用、もしくは高層建築物の外壁の塗り替えなど
短期間の補修工事に使用されることも増えてきています。
くさび緊結式足場の特徴は、次のようなものがあり
複雑な形状や、狭小地にも施工しやすい組立て足場です。
・ハンマー1本で組み立て、解体が可能。
・コンパクトに結束できるので、輸送コストが下げられる。
・組立が簡単でほかの足場より約20%作業時間を短縮できる。
・亜鉛メッキ処理されているので、錆に強く耐久力がある。
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2021.06.18